レポート REPORT

「音楽の花束シリーズ Vol.90」ティータイム コンサート 6月

まさに梅雨の晴れ間!絶好のお天気に恵まれた6月の最終日曜日。ご予約のお客様で満席となった今月のティータイムコンサートは、ピアニストの 佐藤 佑美 さんをお迎えして、ベートーヴェン、リスト、そして北欧の作曲家たちの名曲の数々をお届けしました。

まずはベートーヴェンの「ピアノソナタ第3番 作品2-3 第1楽章」から。優雅で華やかな旋律が午後のひとときに相応しく、会場の雰囲気を高めます。続いて、ノルウェーの作曲家であるグリーグの「抒情小曲集」からは有名な曲を何曲か。ひとつひとつは短い小曲でしたが、流れるように舞う蝶やきらめくような春、小人の大騒ぎする様子など、それぞれの主題の情景が目に浮かぶようでした。そして、フィンランドの作曲家であるシベリウスの「樅の木」では北欧の厳しい自然をイメージさせるような寂しさと哀愁を、「ロマンス」では内に秘めた情熱とロマンチックさを感じさせ、会場をすっかり北欧の虜にします。

終盤は、パガニーニの演奏に衝撃を受け「ピアノ界のパガニーニになる!」と言ったとか、失恋の痛みを忘れるために「ラ カンパネラ」の作曲に没頭したなど、リストにまつわる話を交えながら、彼の名曲を2曲。「ラ カンパネラ」では鐘の音色を表現する高音をきれいに響かせながら目にも止まらぬ流れるような演奏を、「メフィストワルツ」ではファウストのストーリーのひとつを題材にしているだけに怪しくも激しい演奏を。その華麗な指さばきはまさに圧巻の一言でした。

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【今回演奏された曲】
ピアノソナタ第3番 作品2-3 第1楽章(ベートーヴェン)
抒情小曲集より(グリーグ)
  • アリエッタ
  • 蝶々
  • 春に寄す
  • 小人の行進
  • トロルドハウゲンの婚礼
樅の木(シベリウス)
ロマンス(シベリウス)
ラ カンパネラ(リスト)
メフィストワルツ(リスト)

[アンコール]
ノルウェー舞曲(グリーグ)
  

【お客様アンケートより】

■すばらしい演奏で楽しい一時を過ごさせていただきました。
■ピアノがとても近く、解説もあり、楽しかったです。子ども連れでも安心して来られました。
■「春に寄す」がすきでした。良かったです。

2016.6.29 by Kikuchi

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「音楽の花束シリーズ Vol.89」ティータイム コンサート 5月

初夏というよりはすでに夏のような暑さとなった5月の最終日曜日。今月のティータイムコンサートは、ブロッサム・フィル首席ホルン奏者の 木原 英土 さんと、ピアノの 花房 可奈 さんによる演奏をお届けしました。

前半はモーツァルトらしく軽快で宮廷音楽的な「ホルン協奏曲第2番より第3楽章ロンド」、勇ましくも荒々しい「狩人の月」、ロマンチックで叙情的な「ポエム」と続き、力強くも心地良く響く木原さんのホルンと、ホルン演奏者でもある花房さんが奏でるピアノに会場が惹き込まれます。

曲の間にはホルンに関する解説があり、元は角笛で狩猟などの際に伝達手段として使われていたとか、オペラでは森の音楽として使われているとか、右手でふさいで音を調節する演奏方法など、興味深いお話にお客様も熱心に耳を傾けていました。また、ゴムホースで作った手作りホルンでちょっとした演奏も。ホルンの仕組みが少しでもわかっていただけたのではないでしょうか。

後半はなんと!ドラゴンクエストのファンファーレで始まり、有名な「アメイジンググレイス」、そしてブロッサム・フィル ホルン奏者の 片岡 千恵美 さんも加わり、2本のホルンで奏でる「On Eagle's Wings」、『天空の城ラピュタ』より「君をのせて」、『アラジン』より「ホールニューワールド」となじみのある曲が続き、大いにお楽しみいただけたようです。

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【今回演奏された曲】
ホルン協奏曲第2番より第3楽章ロンド(モーツァルト)
狩人の月(ウィンター)
ポエム(アニシモフ)

アメイジンググレイス
讃美歌 On Eagle's Wings
君をのせて
ホールニューワールド

[アンコール]
世界の約束(「ハウルの動く城」より)
  

【お客様アンケートより】

■オーケストラで聞くことしかなかったホルンを身近に感じました。
■ホルンの二重奏は初めて聴きました。解説もとても楽しく勉強になりました。
■ホルンが2台になるだけですてきな音色で鳥肌がたちました。

2016.6.10 by Kikuchi

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「ブロッサム マタニティコンサート Vol.4」~おなかの赤ちゃんへ"生の音楽"を届ける~

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【今回演奏された曲】
~赤ちゃんとママのためのピアノ曲~
子犬のワルツ(ショパン)
子守唄(ショパン)
ユモレスク(ドヴォルザーク)
トロイメライ(シューマン)
アラベスク(シューマン)
絵本「ちいさなあなたへ」

~赤ちゃんと一緒に~
崖の上のポニョ
シンコペーテッドクロック(アンダーソン)
アンパンマンマーチ
月の光(ドビュッシー)
絵本「あなたが生まれた夜に」
喜びの島(ドビュッシー)

【お客様アンケートより】

■選曲が良く、私もリラックスできましたし、お腹の赤ちゃんも元気に動き回っていました。
■知っている曲が多く、楽しんで聞くことができました。本もおすすめしてくれたり、楽しい時間になりました。
■聞き覚えのある曲ばかりで楽しかった。これからも子供と一緒に聞きながら遊んでいければと思います。

2016.6.8 by Nishiya

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「音楽の花束シリーズ Vol.88」ティータイム コンサート 4月

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【今回演奏された曲】
古典舞曲よりプレリュード(マレー)
主よ人の望みの喜びよ(バッハ)
ロンドンデリーの歌(アイルランド民謡)
幻想即興曲(ショパン)※ピアノソロ
古典舞曲よりバグパイプ(マレー)
乙女の祈り(パダジェフスカ)※ピアノソロ
アヴェマリア特集
ヴィオラコンチェルトより2楽章(テレマン)
  

【お客様アンケートより】

■聴いたことがある曲が多く、とても親しみやすいコンサートでした。
■曲の話が聞けて良かったです。近くで生の演奏をきく機会があまりなく、貴重な時間でした。
■ヴィオラとピアノの相性がとてもよかった。

2016.6.7 by Nishiya

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「音楽の花束シリーズ Vol.87」ティータイム コンサート 3月

都内でも桜の花がほころび始めた3月の最終日曜日。春休みということもあり小さなお子さま連れの方も多く、満員御礼での開催となった今回のティータイムコンサートは、ブロッサム・フィルの奏者そしてブロッサム音楽教室の講師としても活躍されているヴァイオリンの 荒川 奈月 さんと、ピアノの 大津 さやか さんをお招きして、ヴァイオリンとピアノによるデュオ演奏をお届けしました。

まず前半は「春」をテーマにした名曲を。ヴィヴァルディの「《四季》より“春”」では、トリルという演奏テクニックで小鳥のさえずりが表現されていることや、春の雷が轟いてる様子やまどろむ羊飼いを起こす犬の鳴き声など、その部分の音を出しながらわかりやすく解説してくれたので、より情景を思い浮かべながら曲を聴けたことと思います。
後半は、ベートーヴェンのイメージらしからぬ軽やかな曲「ロマンス ヘ長調 Op.50」から。北斎の浮世絵などに影響を受けたといわれるドビュッシーが和風の音階で作曲した「《ベルガマスク組曲》より“メヌエット”」や、ヴァイオリンが壊れたような音を出す楽曲を含む「ルーマニア民俗舞曲」など、ちょっと珍しい曲も演奏されました。皆様お馴染みの、ブラームスの「ハンガリー舞曲 第5番」や、ピアソラの「リベルタンゴ」では、演奏に合わせて会場もノリノリでした。

アンコールは「オーロラ姫のワルツ」が演奏され、優雅な曲に春らしくゆったりとした雰囲気で幕を閉じました。

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【今回演奏された曲】
春の声(J.シュトラウス)
ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1015(J.S.バッハ)
《四季》より“春”(ヴィヴァルディ)
ロマンス ヘ長調 Op.50(ベートーヴェン)
《ベルガマスク組曲》より“メヌエット”(ドビュッシー)
スラヴ舞曲 ホ短調(ドヴォルザーク)
ハンガリー舞曲 第5番(ブラームス)
ルーマニア民俗舞曲(バルトーク)
リベルタンゴ(ピアソラ)

[アンコール]
オーロラ姫のワルツ
  

【お客様アンケートより】

■春のテーマになじみのある曲もそうでない曲も、楽しいお話ときけてとても楽しかったです。
■曲に関する説明もとてもわかりやすく楽しむことができました。
■間近に聴けて満足でした。とても良かったです。

2016.3.29 by Kikuchi

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「音楽の花束シリーズ Vol.86」ティータイム コンサート 2月

都内は東京マラソンで盛り上がり、絶好のマラソン日和となった2月の最終日曜日。ここ清澄白河でも負けじと、満員御礼のブロッサムティータイムコンサートが開催されました。今回の出演は、昨年末の「国連難民援助活動支援チャリティーコンサート」にも出演された、ピアニストの 髙橋 望 さんです。

バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」をはじめ、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ショパンの名曲が続き、髙橋さんの細やかで美しい演奏に会場が聴き惚れてしまいます。お客様にとって聴き慣れた曲も多かったようで、とても満足していただけたようです。
また、曲の合間のトークでは、ウィーンの街を歩けば、ベートーヴェンの葬儀をした教会やシューベルトの生家や晩年の住処といった音楽家の史跡が至る所にあることや、シューベルトがベートーヴェンの隣に埋葬されるまでの経緯など、今日演奏された作曲家たちにまつわるエピソードもあり、こちらもまた楽しんでいただけたようです。

髙橋 望さんは、4月のブロッサムティータイムコンサートではデュオで、そして、6月のブロッサム・フィル「第12回定期演奏会」では『ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」』のピアノ独奏で出演されます! 乞うご期待!

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【今回演奏された曲】
主よ、人の望みの喜びよ(バッハ)
ピアノソナタ第31番変イ長調(ベートーヴェン)

即興曲第3番変ト長調(シューベルト)
楽興の時第3番ヘ短調(シューベルト)
トロイメライ(シューマン)
ノクターン遺作(ショパン)
ポロネーズ第6番変イ長調「英雄」(ショパン)

[アンコール]
エチュード(シベリウス)
  

【お客様アンケートより】

■聴き慣れた曲でとても良かったです。本人の人柄や、作曲家たちのことを色々説明してくださり、とても楽しい演奏会でした。
■気高い精神性がそのまま伝わってくるような演奏でした。
■トロイメライが学校の放課後に流れる曲だったので良かったです。
■知っている曲が多くて聴きやすかった。ベートーヴェンがとてもよかった。

2016.3.1 by Kikuchi

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「音楽の花束シリーズ Vol.85」ティータイム コンサート 1月

暖かい陽射しに寒さもちょっとだけ和らいだ1月の最終日曜日。2016年最初のティータイムコンサートは、ブロッサム・フィルのフルート奏者である 最上谷 裕世 さんと、ピアニストの 川島 立子 さんをお招きして、フルートとピアノによるデュオ演奏をお届けしました。

まずは、まるで今日のようなおだやかな冬の日を感じさせる、ヴィヴァルディの「《四季》より『冬』第2楽章」から。2つのフルートソナタでは、「忠実な羊飼」の牧歌的で清々しい雰囲気や、悲しい恋物語「ウンディーネ」の登場人物の心情や物語の世界観に惹き込まれます。また、フルートにとっては技術的にとても難易度が高いといわれるベームの「グランドポロネーズ」に挑戦し、会場を大いに魅了してくれました。川島さんのピアノソロでは、シューベルトの「即興曲第2番」で流れるような美しい旋律と情熱的な力強さを、ショパンの「バラード第2番」でおだやかさと激しさがぶつかり合うような静と動の対比を表現する、素晴らしい演奏を披露してくれました。

アンコールでは、今日(1/31)がシューベルトの誕生日ということで、彼が母への切ない想いから作曲した「子守歌」を。どことなく今日の陽気のようなおだやかな曲を聴きながら、和やかな雰囲気に包まれて幕を閉じました。

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【今回演奏された曲】
《四季》より「冬」第2楽章(ヴィヴァルディ)
フルートソナタ《忠実な羊飼》op.13より第1番ハ長調(ヴィヴァルディ)
 I. Moderato
 II. Allegro(Tempo di Gavotta)
 III. Aria;Affettuoso
 IV. Allegro
 V. Giga;Allegro
即興曲第2番(シューベルト)※ピアノソロ
グランドポロネーズop.16(ベーム)

オペラ《フィガロの結婚》より「恋とはどんなものかしら」(W.A.モーツァルト)
バラード第2番 op.38(ショパン)※ピアノソロ
フルートソナタホ短調「ウンディーネ(水の精)」op.167(ライネッケ)
 I. Allegro
 II. Intermezzo:Allegro vivace
 III. Andante tranquillo
 IV. Finale:Allegro molto agitato ed appassianato,quasi presto

[アンコール]
子守歌(シューベルト)
  

2016.2.2 by Kikuchi

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新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

昨年中は、たくさんのご支援・ご協力をいただきまして、誠にありがとうございました。
ブロッサム音楽事務所ならびにブロッサム フィルハーモニック オーケストラを温かく応援してくださった皆さまには心より感謝申し上げます。

2015年は、4月にブロッサム・フィル「第10回定期演奏会」、10月に「第11回定期演奏会」、12月にはベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲とロマンス第1・2番、そして第九と約6時間におよぶ大規模な企画となった「国連難民援助活動支援チャリティーコンサート」と、年に3回のオーケストラを開催することができ、いずれも大変ご好評をいただきました。
また、『音楽の花束』シリーズ「ブロッサム ティータイム コンサート」もついに80公演を越え、地域のみならず、遠方から足を運んでくださるお客さまも増え、出演者・スタッフ一同心より感謝しております。

今年も皆さまからのご意見を取り入れながら、より多くの皆さまに“生の音楽”を身近にお届けできるよう企画してまいりたいと思います。
引き続き、ブロッサム音楽事務所ならびにブロッサム フィルハーモニック オーケストラをどうぞよろしくお願い致します。

2016年も皆さまにとって「音」「楽」あふれる幸せな一年となりますように・・・♪

2016.1.1 by Kikuchi

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